事故が起きなかった日々は、記録に残らない。だが、その裏側には、誰かが引き受け続けていた時間がある。 本稿は、ある事業所で安全責任者という役割を担った一人の人間が、五年と三か月を振り返った手記である。安全・組織・責任・キャリア。それらを声高に語るのではなく、日々の思索として綴っている。 専門書ではない。働くこと、生きることの傍らで、「無事である」ことを考え続けた記録である。 手記『無事である、という仕事 — 安全を預かった63か月 — 』_ver2ダウンロード