大学4年生の彩葉は、新聞記者を目指してきた。けれど、就職活動のさなかに知らされた母の手術。家族を思う気持ちと、自分の夢とのはざまで、心は揺れ動く。

迷いの中で訪ねたキャリア相談室。彩葉はひとつずつ、自分の気持ちと向き合っていく。

―自分の「選択」で前に進むとはどういうことなのか。

本作は、キャリアコンサルティングのロールプレイをもとに創作されたフィクション作品です。家族との関係、進路への不安、夢と現実のはざまで悩む若者の姿を丁寧に描きながら、支援者との対話を通じた気づきのプロセスを追います。

進路に悩む学生、支援をするキャリコンの方々、そして人生の転機に立つすべての方へ贈る一編です。